ゲームプログラマーになるために最適なオンライン学習塾はどこか?

先日、元学生だから言えるが、ゲームの専門学校に通うべきではない という記事を書いたところ、Twitterで4000回以上拡散されるなど、かなりの反響を得た。

要約すると、「専門学校もオンライン学習塾も、どちらも質が大差ない。ならば安上がりなオンライン学習塾で試してみるのがリスクが低い」という話だ。

その主張に賛否はあるものの、「ならば、どんなオンライン塾がおすすめなのか」という質問が一定数あったため、いくつか紹介したい。

先に言っておくと、かなり丁寧に紹介しているため、記事が長い。
業界経験のある目線から語るので、あまり甘やかしたことも言わない。
真剣にゲームプログラマーになりたい人だけ読んでほしい。

※塾のカリキュラムは変化することがある。公式サイトも併せて載せておくので、気になる塾があった場合は一度確認しておくことをおすすめする。

Code Camp

コースUnity
料金 148,000円 (2ヶ月)
地域全国(オンライン専用)
受講ビデオ・テキストチャット・マンツーマン

マンツーマン方式で学べる、オンライン専用のスクールだ。
料金が安いのにくわえ、ビデオチャット&マンツーマンという丁寧な授業方式が売り。

専門学校では、30~80人以上を相手にまとめて授業をするので、個々にあった授業をするのが難しい。質問するための時間がない時すらある。

その点、ビデオ通話であれば躓いたときにその場で質問ができる。
普通の授業のように、未完成のまま次に進んでしまう心配がない。

期間限定コースとのことでいつ無くなるのか不明なので、申し込むならお早めに。まずは体験コースで、どんなものなのか確認してみるのがいいだろう。

詳細を確認する

キャンペーンが終了し、申し込めなくなりました。

Tech Academy

コースUnityコース
料金■ 4週間プラン
社会人139,000円
学生109,000円

■ 8週間プラン
社会人189,000円
学生139,000円

■ 12週間プラン
社会人239,000円
学生169,000円

■ 16週間プラン
社会人289,000円
学生199,000円
地域全国(オンライン専用)
受講オンラインでテキストベースの学習
毎日のチャットサポート(即対応)
週2回のビデオチャット
回数無制限の課題レビュー

オンラインスクールの中では古株で、実績も多いので安定感があるスクールだ。
講師へ質問できる環境が整備されており、積極的に学びたい生徒に応えようという意志が伺える。

欠点は、あくまで独学のサポートに留めているところ。
一応、オンライン上にテキストベースの学習教材があるようだが、毎回ビデオチャットで手取り足取り教えてくれるわけではないので、自力で食いつく気概が必要になる。
その上で、わからない場所は丁寧に教えてもらえるというスタンスなので、受動的に学びたい方にはおすすめしない。

無料体験も存在するので、まずはここでオンラインスクールがどんなものかも含めて、確認してみるのも悪くない。

詳細を確認する

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侍エンジニア塾

コース完全個別カリキュラム
料金■ 1ヶ月
社会人168,000円
学生151,200円

■ 3ヶ月
社会人438,000円
学生372,300円

■ 6ヶ月
社会人698,000円
学生558,400円
地域全国(オンライン)
受講オンライン通話(Skype等)
マンツーマン

こちらも古くからあるスクールで、数多くの実績を残している。
完全個別カリキュラムが大きな売りで、個人の要望に合わせて専用のカリキュラムを組んでくれる。

欠点として、過去に不祥事を起こして炎上したことがあることを書かざるを得ない。サイトの登録フォームに「期間限定」と謳いながら、実はscriptで日付を取得して残り日数を表示していた、という不正だ。

また、個別カリキュラムであるがゆえ、具体的に何をどこまで学べるかが不明瞭だ。試しに電話で問い合わせてみたところ、「学びたい言語に応じてカリキュラムを組む。ゲームならC#」との回答を得た。

通常、ゲームプログラミングで使う言語はC++だ。C#はUnityに限った話であり、話を聞く限りはUnityエディターの使い方までは教えてもらえないようにきこえる。
こっちが素人と思ったのか、適当な回答をよこしたのではと邪推してしまう。

とは言うものの、ゲームプログラミングが学べるスクールが減っているのも事実だ。選択肢が少ない以上、実績自体は多いこちらも候補に加えておく。

例によって、こちらも無料体験コースがある。
積極的にこのスクールを選ぶのは正直おすすめしないが、上記2つがしっくり来なかったのなら、こちらを試してみるといいだろう。

詳細を確認する

まとめ

以上、3つを紹介した。
どの学習塾も無料で体験ができるので、気になった塾を下見してから検討するといいだろう。

最後に、筆者から少し補足させていただく。

僕はゲームの専門学校に4年通い、悪夢のような授業を経験してきた(詳細は、元学生だから言えるが、ゲームの専門学校に通うべきではない の記事にて語っている)。

就職できないわけではない。僕もできた。
だがそのためには、劣悪な環境でもなんとか吸収してやろうという、尋常ではないエネルギー、反骨精神が必要だ。

「自分は何としてでもゲームプログラマーになるんだ。鬱陶しいと思われようが質問攻めにしてやる」と、必死に食らいつく。
それがあったから、なんとか技術をモノにできた(それでも、もっと学べたはずだと後悔もあるが……)

学習塾の名前で検索すれば、悪評が必ず出てくるはずだ。
だが、それは専門学校でも出てくる。どっちを選んでも同じことだ。

1つ勘違いしないでもらいたいのは、「悪評を信じるな、素晴らしい体験が待っている」という話ではない。
もしかしたら、その悪評は正しいかもしれない。

それでも食らいつき、技術を吸収してやろうというエネルギーが求められる。
それは、専門学校でも学習塾でも、同じこと。

思っているものとは違っていたとして、それを悪評としてネットに書き殴ってふて腐れたところで、ゲームプログラマにはなれない。
なれなかった人が書いているのだろうが。

そこに通うだけでゲームプログラマになれるような、魔法の学校や塾は存在しない。

今のうちに言っておく。楽な道ではない。
だが、必死になって勉強して得た技術は一生君の武器になるし、その武器でゲームを作るのは、本当に楽しい。

もし本気でゲームプログラマーを目指すのであれば、ぜひその楽しさを君にも味わってもらいたい。
この記事が、君の夢を手助けする一歩になることを願っている。

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